Tel.096-377-1188

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※土曜のみ9:00~16:00
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(第3木曜日と祝日がある週のも木曜日は診療)

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インプラント

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インプラントについて

何らかの原因で歯を失ってしまったとき、有効な治療として挙げられるのはブリッジ、入れ歯、インプラントです。中でもインプラント治療は、機能的(噛み心地)にも審美的(見た目)にも優れており、近年で最も注目されている治療です。
また、ここ数年で施術方法も進歩し、インプラント治療を行う歯科医院が増えていて、身近な治療になってきました。当院では、口腔外科とインプラントの専門医が対応します。歯を失ってしまってどうしたら良いか困っている方は、まずご相談ください。

インプラントとは?

歯科治療における「インプラント」とは、人工歯根のことを言います。あごの骨にチタン製の金属でできている歯の根っこ(インプラント)を埋め込みます。それを土台としてセラミックなどでできた人工歯を取りつけるという治療法です。機能性と審美性はとても優れていますが、保険適用外の自費診療となるため、入れ歯やブリッジよりも治療費が高額になります。

こんなお悩みにはインプラント治療がおすすめです。

失った歯の機能を補う場合、ブリッジや入れ歯などの治療があります。もし、以下のようなお悩みやご希望がございましたら、インプラント治療がおすすめです。

  • 天然歯のようにしっかり噛める歯が欲しい
  • 他の健康な歯を削ることなく治療したい
  • 一番奥の歯を失って、ブリッジはできないと言われた
  • 自然な見た目の歯にしたい
  • 失った歯が多くブリッジはできないが、入れ歯にはしたくない
  • 入れ歯が合わなくなって噛みにくい・痛い
  • 旅行などで、人前で入れ歯を着脱するのが恥ずかしい
インプラントのメリット・デメリット

インプラントの特長は、入れ歯やブリッジに比べて天然歯に近い見た目や噛み心地が得られることです。ここでは、インプラントのメリットやデメリットを、さらに詳しくご紹介していきます。

メリット デメリット
  • 天然歯のような自然な噛み心地を得られる
  • 噛む刺激があごに伝わるため、骨が痩せにくい
  • 天然歯のような自然で美しい見た目
  • 1本から治療できる
  • 独立した歯として機能するため、他の歯を削ったり、負担をかけたりしない
  • 噛み合わせが安定する
  • 自費診療なので高額になる
  • 外科手術が必要となる
  • 治療期間は2ヶ月~1年と長い
  • 定期的なメインテナンスが必須である
メリット
  • 天然歯のような自然な噛み心地を得られる
  • 噛む刺激があごに伝わるため、骨が痩せにくい
  • 天然歯のような自然で美しい見た目
  • 1本から治療できる
  • 独立した歯として機能するため、他の歯を削ったり、負担をかけたりしない
  • 噛み合わせが安定する
デメリット
  • 自費診療なので高額になる
  • 外科手術が必要となる
  • 治療期間は2ヶ月~1年と長い
  • 定期的なメインテナンスが必須である
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い

インプラント治療は、さまざまな面でブリッジや入れ歯との違いがあります。ここでは、それぞれの治療法の特徴を比較してご紹介します。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

  使いやすさ・噛みやすさ かかる費用 見た目の良さ 耐久性 備考
インプラント治療
天然歯と同等の噛みやすさ

自費診療

天然歯のような自然な見た目

メインテナンスを行えば、10年以上使い続けられる
見た目・機能性を大きく回復できる一方で、手術が必要となる
入れ歯
噛み心地は天然歯より大きく劣る

保険適用

金属のバネが目立ってしまう

壊れたりすり減ったりする
装着時の違和感があり、しっかり噛みにくい
ブリッジ
それなりに噛める

保険適用

使う素材によってやや不自然さがある

7~8年持つとされているが、数年で寿命を迎えるケースもある
周囲の健康な歯を削らなくてはいけない
インプラント治療がおすすめの方

もし、このようなお悩みがございましたら、熊本市南区の歯医者「せきかつひろ歯科口腔クリニック」にご相談ください。インプラント治療について、丁寧にご説明いたします。

  • 入れ歯が合わなくて痛い
  • 入れ歯でしっかり噛めず、食事が楽しめない
  • 入れ歯の見た目、使い心地が悪い
  • 口元の印象を若々しくしたい
  • 部分入れ歯やブリッジを支える歯がむし歯になってしまった
  • ブリッジのために健康な歯を削るのに抵抗がある
  • 入れ歯やブリッジを使っているが、あごの骨が痩せてきた

精度の高いインプラント
治療のために

サージカルガイド

サージカルガイドとは、インプラントを正確な位置に埋入するための「ものさし」です。インプラントを適正な位置・方向・深さに埋入することは、治療を安全に進め、予後を良好にするために重要なことです。当院では、事前に歯科用CTで得たデータを基に、コンピュータで適正な埋入位置を特定します。データを基に、正確に製作したサージカルガイドを患者さまのお口に装着し、ガイドに沿ってあごの骨に穴をあけます。正確なものさし=サージカルガイドを用いて精密に治療を行えば、安全で精度の高いインプラント治療を実現できます。

光学印象(口腔内スキャナー)

患者さまのお口の中をデジタルスキャンし、そのデータを基にコンピュータで立体画像を忠実に再現して、画面上に映し出します。光学印象とも呼ばれ、歯の細部まで捉えて精密な再現が可能です。
お口の中を精密に再現できるため、患者さまにあった理想的な噛み合わせを検証するのに役立ちます。たとえば、むし歯治療後の詰めもの・被せものやインプラント治療で入れる歯を、精密に製作可能です。また、口腔内スキャナーは歯列矯正のための型採りや噛み合わせ確認も行えます。
従来の印象材を使った型採りと異なり、不快感がなく短時間で行えることから、患者さまへの負担が少ないのも特徴です。

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骨が少なくインプラント治療を断られた方へ

「あごの骨が足りないのでインプラント治療ができないと言われた」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。あごの骨が薄い場合、インプラントをしっかり固定できないため、インプラント治療は行えません。しかし当院ではそうしたケースでも、骨造成再生医療によってあごの骨を再生してからインプラント治療を実施可能です。

上顎の厚みがないケースでは、上顎洞底部の粘膜を持ち上げて人工骨補填材を充填し、骨を再生させるサイナスリフトを実施します。

骨の幅がなければ、人工骨補填材やメンブレンを用いるGBR法によって骨を再生します。

骨の厚みも幅もなければ、ご自分の骨を他の顎の部位からブロックで移植します。
骨造成再生医療を実施すれば、あごの骨に十分な厚みが出ますので、インプラント治療も可能となります。他院で骨が少なくインプラント治療を断られた方は、ぜひ当院にご相談ください。

検査・カウンセリング
の流れ

01歯科用CT検査

歯を失った場所=インプラント(人工歯根)を埋め込む部分の顎骨の量や質、形を診査します。お口の中全体を歯科用CTで撮影します。同時に、周りの歯の状態や歯周病の有無などもチェックします。

02口腔内診察

噛み合わせや歯ぐきの状態を診査して、インプラントのサイズや埋入位置を検討します。もし、歯を失った原因がむし歯や歯周病、噛み合わせなどによるものなら、インプラント治療を始める前に完治させる必要があります。

03全身状態の検査

インプラント治療は、出血を伴う外科手術が含まれます。高血圧や糖尿病などの全身疾患がある場合には、それらの疾患が落ち着いていないと安全に手術を行うことができません。そのほか、身体の状態を細かくお伺いして、必要であれば内科を受診していただき全身疾患をコントロールしてから手術に臨みます。

インプラント治療
の費用について

歯を失ってしまったときの治療法の中でも、インプラントは入れ歯やブリッジに比べて機能性や審美性が格段に高いですが、自費診療であるため治療費が高額になります。
インプラント治療の1本あたりの目安は40~50万円。一度に支払う金額としては、やはり高いと感じられるでしょう。しかし、以下のように考えてみたらいかがでしょうか。

1回あたり20円以下の出費に迷って、毎食つらい思いをして食事をすることを想像してみてください。これは、当院の理念からもあまりおすすめできません。なぜなら、生涯、ご自身でよく噛んでおいしくいただく食事は、全身の健康にもつながるからです。
インプラントは、毎日のセルフケアと定期的な検診といったメインテナンスをきちんと行えば、半永久的に使用することができます。末永い将来のためにも、ぜひインプラント治療をご検討ください。

インプラントの
副作用とリスク

神経の損傷

インプラントを埋入する部位で、下顎骨の中を走行する下歯槽神経にインプラントが近くなるというケースがあります。もし万が一神経を損傷・圧迫すれば、下歯槽神経の損傷により下口唇やオトガイ部に知覚異常や鈍麻を引き起こす恐れがあります。神経の圧迫・損傷・切断などが起こらないように、術前にCTを撮影して安全に手術を行なっています。

上顎洞の損傷

上顎にインプラントを埋入する際やサイナスリフトを行う際に、上顎洞の粘膜を破ってしまう場合があります。その際、細菌感染が生じてしまうと副鼻腔炎(蓄膿症)が引き起こされる恐れがあります。万が一このようなことが起きた場合は、インプラントや人工骨補填材の撤去や耳鼻咽喉科での治療を検討しなければなりません。

外科手術による影響

インプラント治療ではあごの骨にインプラント体を埋入するため、歯ぐきの切開や骨に穴をあけるなど、外科手術が必須です。そのため、手術によって神経・血管に影響が出る可能性があります。
また、糖尿病がコントロールできていなかったりお口の衛生状態が悪い方の場合は、手術そのものができない場合があります。タバコは傷の治りを悪くするため、喫煙習慣のある方は事前に禁煙が必要です。

術後の腫れ・痛み・出血

インプラント治療後すぐは、埋入部分に違和感が出たり痛み・腫れ・出血が発生したりします。こうした症状は一時的なものであり、2~3日でおさまることがほとんどです。