Tel.096-377-1188

診療時間:9:00~13:00 / 14:00~17:30
※土曜のみ9:00~16:00
休診日:日曜日・祝日・第1、2、4木曜日
(第3木曜日と祝日がある週のも木曜日は診療)

MENU

矯正歯科

  • TOP
  • 矯正歯科

歯列矯正について

美しく整った歯並びは、食べ物をきちんと咀嚼(そしゃく:噛み砕く)できるようになるだけでなく、ご自身での清掃もしやすくなり、お顔の表情も明るくし、心身ともに健康へ導きます。当院では、月に一度(毎月第3木曜日)、矯正歯科学会認定の先生にご来院いただき、矯正治療を行っています。歯並びの乱れにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

矯正歯科治療の必要性

歯並びの乱れは、心身にさまざまな悪影響をおよぼします。放置すると今起きている症状が悪化するだけでなく新たな症状が現れることもあり、歯列矯正治療はとても重要であると言えます。ここでは、歯並びの乱れから起こる悪影響と矯正歯科治療のメリットを説明します。

  • 歯みがきがしづらくむし歯や歯周病になりやすい
  • 顎関節症を引き起こす可能性がある
  • 息が漏れやすく、発音に影響が出る
  • よく噛めずにすぐに飲み込んでしまうため、肥満になりやすい
  • 口呼吸することが多く、常に露出している歯に悪影響をおよぼす
  • あごの成長に問題が起こり、発育トラブルにつながる
  • 見た目がコンプレックスとなり、消極的な性格になりやすい
矯正歯科治療5つのメリット

メリット1. 見た目の美しさと歯の機能性がアップする
メリット2. お口まわりだけでなく、身体の健康にもつながる
メリット3. 集中力がアップする
メリット4. 口臭予防になる
メリット5. 笑顔に自信が持てる

大人の歯列矯正について

大人の矯正歯科

矯正治療は、子どものうちにしかできないとお思いの方が多いようですが、大人になってからでも遅いことはありません。矯正が可能かどうかは年齢の問題ではないのです。歯と歯を支える骨や歯ぐきが健康であれば、いつからでも始めることができます。歯並びをきれいにすることは、むし歯や歯周病予防のためにもとても大切ですので、「大人でも矯正できるかな?」と迷っている方はぜひ当院へご相談ください。

いつから始めるべきか

大人になってからでも遅くありません。口内の状態が条件を満たしていればいつでも始めることができます。

どのくらいの期間がかかるか

個人差はありますが、固定式装置の装着期間は、2~3年を目安にしています。

大人の矯正歯科のメリット
  • ご自身の意思で時期を決められるので、効率的に治療できる
  • あごの成長が完了しているので、治療計画が立てやすい
  • 見た目だけでなく、肩コリや腰痛、顎関節症などさまざまな全身の症状を改善できる

ワイヤー矯正の
メリット・デメリット

歯の表面にブラケットと呼ばれる器具を装着し、そこにワイヤーを通して牽引することで歯を動かす矯正治療法です。スタンダードな矯正治療法で歯を動かしやすく、ほとんどの症例に対応できます。

メリット
  • 取り外しの手間がかからない
  • ほとんどの症例で適応できる
  • 歯の移動をさせやすい
  • 微調整をしやすい
デメリット
  • 装着当初は痛みや違和感がある
  • 歯の表面に装置を取り付けるため、目立つ
  • ブラッシングしにくく、汚れが溜まりやすい
  • 装置が外れた際には、付け直しが必要
ワイヤー矯正装置の種類
メタルブラケット
もっとも一般的な矯正装置です。金属のブラケットに金属ワイヤーを通し、歯を固定します。見た目はとても目立ちますが、矯正効果はとても高く、薄くて丈夫であり費用も安価なため、現在でも選ぶ方が多い矯正装置です。
プラスチックブラケット
比較的安価な矯正器具です。メタルブラケットに比べ、ブラケット部分がプラスチックのため、矯正していることが気づかれにくく、歯を傷めません。また、ワイヤーとの摩擦が大きいので、口の動きが遅くなることがあります。
クリアスナップ(プラスチック)
プラスチックブラケットにクリアスナップという乳白色のキャップを付けた装置です。ワイヤーにブラケットを結び付けるゴムリングは、濃い色の食べ物によって着色するという問題がありましたが、クリアスナップを付ければ問題は解消できます。
ホワイトブラケット
セラミックタイプとプラスチックタイプがあり、装着時はどちらも不透明で真っ白なので、天然歯の中にあっても気づかれにくいです。プラスチックの場合は、経年によって色素沈着が見られることがあります。
ゴムリング
メタルブラケットやプラスチックブラケットに使用できるカラーリングです。透明で目立たないゴムリングはもちろん、カラフルなゴムリングもご用意しています。毎月の治療のたびに交換できますので、矯正期間しかできないファッションとして、楽しんでいる方もいらっしゃいます。

インビザラインの
メリット・デメリット

透明なマウスピース型の装置によって歯を動かす矯正治療法です。一定期間ごとにマウスピースを取り替えて、徐々に歯を動かします。透明なので目立ちにくく、食事やブラッシング時には取り外せます。

メリット
  • 透明な素材でできているため、目立ちにくい
  • 食事・ブラッシングの際には取り外せるので快適
  • 3Dシミュレーションにより、治療結果が事前に分かる
  • 歯をじっくり動かすため、痛みが少ない
  • 柔らかい素材なので、お口の中を傷つけることがない
  • 金属不使用なので、アレルギーリスクがない
  • 必要なマウスピースをまとめて受け取れるため、通院回数を最小限に抑えられる
デメリット
  • 決められた時間通りに装着しないと、強制効果が出にくくなる
  • 歯並びによっては適用できないケースがある

アンカースクリューを
使用した矯正治療の
メリット・デメリット

チタン製の小さなネジを歯槽骨などに埋め込み、それを固定源として歯を動かす矯正治療法です。従来の矯正方法では難しかった方向へ歯を動かすことができるため、難症例でも単独で対応できる可能性があるのが特長です。

メリット
  • 歯を牽引し続けて効率良く動かせる
  • 従来は抜歯が必要だったケースでも、非抜歯矯正できる可能性がある
  • 外科手術が必要とされるケースでも、回避できる可能性がある
  • 効率良く動かせるため、より良い治療結果が得られやすい
  • 治療期間を短くできる
デメリット
  • アンカースクリューを埋め込むための外科手術が必要である
  • お口の中が不潔だと、感染症にかかるリスクがある
  • アンカースクリューが稀に脱落することがある
  • 歯根を傷つける可能性がある

噛み合わせ

噛み合わせと体調の関係

噛み合わせが悪くなると、噛むという行為があごまわりの筋肉を緊張させます。 そのため身体が緊張しているほうへ傾いていき、首や頭の角度、位置が少しずつ変わってくるのです。 身体の歪みは、あごはもちろん肩や首、腰などに余計な負担をかけ、さまざまな身体の不調を招きます。
初期症状では、首の痛みや頭痛などがありますが、単純に疲労などが原因と勘違いしてしまう場合があります。
ところが、噛み合わせの乱れは悪化すると、めまいや難聴、目の奥の痛みなどにまで発展することがあり、左右のあごがズレたり、顔が左右非対称になってしまうなど、外見にまで悪影響をおよぼすのです。

噛み合わせ改善で
身体能力の向上を

噛み合わせの乱れを改善することは、体調不良を改善するだけでなく、身体能力の向上にも大いに役立ちます。
たとえば、ニューロマスキュラー理論によりますと、あごを正しい位置に整えるだけで、跳躍力、持続力、集中力、柔軟性、敏捷性、身体バランスなどが高まり、特にスポーツにおけるパフォーマンスは飛躍的に向上することが分かっています。
中高生の部活や勉学、社会人の業務効率などの日常生活にもとても有効と言えるでしょう。

子どもの歯列矯正について

子どもの矯正歯科

子どもの矯正は、歯そのものだけでなくあごの骨が成長する力をコントロールして整えます。そのため、永久歯が生えそろった大人の矯正よりも、治療法の選択肢が広がります。成長に合わせるため、症状によっては長期間におよぶこともありますが、焦りは禁物です。これからの長い生涯のためにも、子どものうちにきちんと歯並びを整えることは何より大切なのです。

子どもの矯正と
大人の矯正の違い

子どもの歯列矯正と大人の歯列矯正での大きな違いは2つあります。
1つ目は「矯正装置」にあります。子どもには主に取り外し可能な装置、大人には取り外せない固定式装置を使用します。
2つ目は、「成長の力を使うかどうか」です。子どもの場合は、身体が成長する過程の力を矯正にも利用して補正することができ、より美しく整えられます。また、大人はすでに成長が完了していますから、歯の移動計画を立てやすく、小児矯正と比べると比較的短時間で終了できるでしょう。

いつから始めるべきか

子どもの矯正治療は早ければ早いほうが良いと聞いたことがあるかもしれませんが、正確には「永久歯が生えそろう前」が治療開始に理想的な時期です。たとえば、前歯と第一大臼歯のみが永久歯になっている8~10歳ごろに始める治療を「第一期治療」と言います。主にあごの骨の治療と考えると良いでしょう。
また、その後すべての歯が永久に生えかわってから始める「第二期治療」は、あごではなく歯そのものの治療と言えます。一般的には、第一期と第二期で様子を見ながら治療を進めます。と言っても、お子さまの状況によってもさまざまで、中には急いで始めなくても良い場合もあります。定期検診などで医師と相談しながら、お子さまの成長に合わせて治療を始めましょう。

どれくらいの期間がかかるか

第一期治療は、すべての歯が永久歯に生えかわるまでの期間の治療となるので、6~12歳ごろまで、第二期治療は、必要に応じて仕上げるので、個人差がありますが、約2年が目安とされています。

子どもの矯正歯科のメリット
  • 抜歯や手術の可能性が減る
  • あごの成長をバランス良く保つので仕上がりが良くなる
  • 万が一本格矯正が始まっても、永久歯での矯正期間が短くなる
  • コンプレックスが解消され、からかいやいじめの対象をなくすことができる
Pickup

矯正歯科の専門医

当院には、月に一度(毎月第3木曜日)に、日本矯正歯科学会認定の専門医が来院。矯正のエキスパートによる治療をお受けいただけます。

安永 敦 (歯学博士/九州大学)のメッセージ
幼児・学童期の健やかな咬合育成と、成人期の咬合の再構築を専門的に行います。私自身も矯正治療を受けた経験から、「歯並びが変われば口元が変わり、口元が変われば表情が変わり、表情が変われば心が変わる」ことを実感いたしました。皆さまもそのような経験をしてみませんか? 全力でお手伝いいたしますので、お気軽に何でもご相談ください。