大学院時代の恩師の壮行会
今日は19:30に診療が終わり、
20:01のさくらに飛び乗り、
博多駅に着いてすぐにタクシーに乗って、
中洲で開催されている恩師の壮行会に出席してきました!
私が大学院4年生で、
研究の結果をまとめなくてはいけない時期に、
そうとうお世話になった杉浦先生の壮行会です。
杉浦先生のお陰様で4年間の研究結果がまとまり、
学位を取得できたわけであります。
学位取得後も、臨床や手術、
大嫌いだった科研の書類でかなりお世話になりましたのです!
杉浦先生は、
鹿児島大学口腔外科の教授
として御栄転されます。
先生が今日、残された九大の後輩たちに言われていました。
いま患者さんの体の中で起こっていることを、
科学的に考えなさい と。
確かに患者さんの治療や手術にあたって
ヒラメキやセンスも大切ですが、
今患者さんの体の中では何が起こっているかを科学的に考え、
どんな疾患なのかを科学的に理解することが
良い治療に繋がるとのことでした。
確かにウワベだけの知識では、
ちゃんとした治療はできないと思います。
必ずどこかでボロがでますね。
ひとりひとりの患者さんと真っ直ぐ向き合い、
患者さんの家庭環境から生活習慣まで理解しようとしてはじめて、
その患者さんに合った
最善の治療ができるのだと私は思っています。
そこに、科学的に頭で考えること、
勉強することが必要になってきます。
杉浦先生、
鹿児島大学での御活躍を心よりお祈りしております!
そして壮行会がおわるやいなや、
優しい後輩二人に見送られて熊本行きの新幹線に乗りました。
滞在時間は二時間程度のハードな博多往復でしたが、
大満足でした!
さて明日も、
来ていただいた患者さんに全力を尽くしたいと思います。
院長より
監修者情報
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関 勝宏 (せき かつひろ)
歯学博士/口腔外科専門医- 真和中学校・高等学校卒業
- 九州大学歯学部卒業
- 九州大学大学院にて歯学博士を取得
- 九州大学顔面口腔外科、九州中央病院歯科口腔外科、九州大学病院再生歯科インプラントセンター勤務後、福岡・熊本の歯科医院にてキャリアを積み、現在に至る。